映画『高慢と偏見とゾンビ』感想

※基本ネタバレ気にせずに書くので、ネタバレしたくない人はブラウザバック推奨。

映画詳細

原題:PRIDE AND PREJUDICE AND ZOMBIES
邦題:高慢と偏見とゾンビ
公開:2016年
製作国:アメリカ・イギリス
上映時間:108分
公式HP:https://gaga.ne.jp/zombies/

 

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感想&メモ

ジェイン・オースティン著「Pride and Prejudice」にゾンビを足したパロディ小説の映画化。18世紀のイギリスで噛まれたら感染するゾンビウィルスが流行り、噛まれたものはゾンビになる。

何度か黙示録の四騎士といわれるもの達が出てくるが、この黙示録をヨハネではなくゾンビの黙示録と字幕が付いているシーンがあったので、この四騎士もゾンビの可能性がある。この世の終わりに地獄から出てくるらしい。

映画を観ていて疑問点があったので後日小説も読むことにする。主に突然出てきたように見えるいとこのコリンズの結婚相手とか、この映画のゾンビの特質についてなどが知りたい。
この世界のゾンビは罠を仕掛けたりと知恵が回るが、それを見たコリンズが驚いていたので珍しい事例なのかそれともコリンズが日頃ゾンビに接していないため知らないだけなのかとか。普通にゾンビがしゃべってたりするけど、しゃべらない唸り声のみのゾンビも居るわけで、そこらへん人間の脳みそ食べたらしゃべれなくなったりとかで区分されているのだろうか。

ベネット家の長女が作中では美人と言われているが、私的にはヒロインである次女エリザベスの凛々しい顔の方が好みでした。物理的にも強くて綺麗でかっこいい。
ところであの映画のあの時代では富める者は日本で、賢いものは中国で武術を学ぶのが流行ってたらしいが、何歳から何歳まで海外へ武術を習いに行ってるものなのだろうか。ベネット家5人姉妹の末っ子の妹が既に家に居るので期間が気になりました。

エリザベスは中国武術。ヒーローのダーシーは日本武術。はたから見てケンカップル。ダーシーは笑顔に慣れてなく頑張って笑顔作ろうとしている感じが良かった。口角上がったと思ったらすぐ戻る。不器用さが愛おしい。
しかしエリザベスにプロポーズしていたのだが、ダーシーには婚約者が居るのでは?そこらへん映画では謎。ダーシーの婚約者(?)の母親がベネット家に乗り込んできたけど、敵対からのベネット家を匿うまでの切り替えの早さはなんだか面白くて笑ってしまう。
装飾品もファッションも優美で視覚的にもとても楽しい映画でした。

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