展覧会『驚異と怪異――想像界の生きものたち』

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大阪の万博記念公園内、国立民族学博物館[特別展示館]で開催している『驚異と怪異――想像界の生きものたち』を観に行きました。世界各地の人々の想像の中に息づく様々な生きものを展示しており、ミイラなんかは初めて見たんじゃないかと思います。とりわけ気になったのは怪異の説明文で

こうした「怪異」は、人知を超えた秩序である「天」からの警告と理解されていた。ところが日本では少し理解が異なる。古代日本では、天は天皇の祖先であるアマテラスの坐す高天原とも理解されていた。

と書かれており知ってるようで知らなかった「怪異」という言葉に興味を持ちました。平安時代の「怪異」と今の「怪異」では意味が違うようなのでそこらへんは何か詳しい本を読みたいところです。

因みにゴールデンカムイアシリパさんお得意のキサラリも展示されてて、そうかこれも想像上の生き物なのか。お化けだしな。と妙に納得させられました。

展覧会詳細

会 場 :国立民族学博物館 特別展示館
会 期 :2019年8月29日(木)~ 11月26日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :水曜日
観覧料 :一般880円/大学生450円/高校生以下無料
URL:https://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20190829kyoui/index